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ドラゴン・ファンタジーシリーズ (二見書房) (初2000.8.20 改2005.11.18)

左上から1巻

今から約15年前ぐらいに流行ったアドベンチャーゲームブック。
本と鉛筆だけで出来るロールプレイングゲームと言いえばいいでしょうか。
うまく説明は出来ませんが、意図的に「乱丁」していて、分岐点などは自分で判断できるようになっている本、と思っていただければ良いかと。
私は、今プレイしてもコンピューターロールプレイングより面白い部分があると思っています。
もはや現代では絶滅してしまった感のあるアドベンチャーゲームブックですが、独特の「没頭感」など、十分楽しめるのではないかと思います。
そのアドベンチャーゲームブックの中でも特にハマっていた、ドラゴン・ファンタジーシリーズ(以下DF)について回想してみましょう。

アイルランドの J.H.ブレナン 著のこのシリーズ、とにかく読み物として面白いことでしょう。これ重要。
全編皮肉が効いています。ニヤリと出来る場所が非常に多いです。
他のゲームブックは、ゲームシステムは上手く作ってあっても、「楽しくない」ものが多かったのを記憶しています(ローンウルフ等)
この、DF はゲームシステムこそぱっとはしませんが、読んで楽しめる内容になっています。

以下は各巻の見どころなど。
プレイしたことのない人が見ても、全然面白くないと思いますが、ウチのサイト自体がそんなかんじなので、気にせず長々と書いています (^^;
また、初版発行日は「新書版」のほうです。「文庫版」はまだ古いと思われます(定価はすべて 690円。もちろん消費税などはこの頃にはなかった)

暗黒城の魔術師 1985.7.30 初版発行

記念すべき第一巻。内容は、悪者に囚われたお姫様を助けに行くという、ロールプレイングゲームの一般的ミッションの王道みたいな内容です。
最初のお話なので、システムについての説明が親切な感じがします。
が、初っ端の巻なのに、シリーズ中での難易度は高いほうだと思われます。
一部設計ミスなどあって(無限ループ?)、初々しさが感じられて和みます (^^;
ラスボスのアンサロムがかなり強いので、魔法類はすべてストックする戦法でクリアします。
この巻で、けちけち癖が定着します (^^;
<見どころ>
最初の巻ゆえか、皮肉が少ないです。が、吸血鬼がお気に入りです。
なんたって、お約束のニンニクで、あっさり死んでくれるし (^^;
あと、DFで一番食ってみたい物、塩漬け肉のサンドイッチが個人的にツボです(?)
もちろん「詩的魔神」もこの巻から出場です。


ドラゴンの洞窟 1985.8.20 初版発行

第二巻目も、ドラゴン退治いう、ロールプレイングゲームの一般的ミッションの王道(しつこい)みたいな内容です。
このドラゴンの洞窟は、シリーズ中では異色の作品だと思います。
なんだか、他の巻とは雰囲気が違う。理由は良く分からないんですが.....
ラスボスの真鍮のドラゴンは、アンサロムと同じ生命点(150)で、シリーズ1、2を争う強度を誇ります。
また、戦闘前の「確率的」トラップも痛い。
1巻とのアイテムの連携をしている点が、他の巻とは違うところでしょうか。
個人的には一番苦手な巻です。確率的トラップに悩まされました (--;)
<見どころ>
このシリーズでは珍しい2ページに渡るイラストが、ドラゴンの強さを物語っている感じがします。
しかし、はじめのころは、詩的魔神に対してため口だったんですよね (^^;


魔界の地下迷宮 1985.10.25 初版発行

おそらく、シリーズ8部作の中で一番好きな巻でしょう。
前巻の真鍮のドラゴンが開けて出てきた「魔界の門」を閉じに行くというミッションです。
このあたりから、皮肉がよく効いてきます。また、迷宮探索という雰囲気がよく伝わってきます。
この巻では、今後の冒険に非常に重要なジンが登場します。
「ちくちくする指輪」を持っていなければ、かなり優秀な「仲間」ジンを失うことになります(生命点100点の仲間なんてそう居ない)
ラスボスの黒騎士はなかなか手強いです。
また、黒騎士の前に粘液怪物小人(仲間にしていれば戦わない)、ジン(同じく仲間にしていれば戦わない)を相手にしなければいけないので、なおさら。
迷宮探索中は、「さまよえる怪物」を相手にしなければいけないのですが、この中の這うシリーズ(這うゼリー、這う小麦粉、這う殿粉)は最強です (^^;
這う殿粉なんて、下手なラスボスより強い.....
<見どころ>
登場する怪物が楽しい巻です。種類もかなり豊富ですね。
吸血ニンジン、数学教師、這うシリーズ、ネルド、ボタボタ...どれを取っても笑えるキャラばかりです (^^;
野菜怪物というジャンルを確立した巻でもありますね (^^;
マーリンのお兄さんの意味深な発言とか、ポゴルフィットとか、いろいろ見どころが多い巻に仕上がっています。


七つの奇怪群島 1986.3.25 初版発行

文句無しのシリーズ最高の難易度を誇る巻です。
その主な原因はE.J が使えない点でしょう。無くなって分かるありがたみ..........
もう一つ大きな要因は14行きになっても、殺した怪物が復活しているとこですか。生命点は半分にはなっていますが。
内容は、サクソン人に侵略されるアバロンを救うというものですが、プレイ中ほとんどそのことについて触れられません。
やっている最中は、侵略のことなんか全然忘れてプレイできます (ぉ
ラスボスのミイラはそんなに強くは無いのがありがたいですね。この4巻あたりから、ラスボスの弱体化が進んできました (^^;
全体的な雰囲気は、他の巻には無い明るい感じになっています。ほとんどが屋外で、航海中というのが効いているんでしょうか。
エピローグは感動できました。ペリノア王の言葉がいいですね。
<見どころ>
ヘテカに豚にされたり、虹色の肌になったりと、ピップの受難度が高いのが見どころです。
詩的魔神の朗読会にきている悪霊なんかもイイですね。魔神の詩に心打たれて、魔神を王様にしてしまうとは..... (;゚∀゚)
この巻から魔神に反抗できるのも面白いです(必ず殺されますけど)


魔獣王国の秘剣 1986.9.25 初版発行

前巻で失われたエクスカリバーを探すというミッション。この巻も難易度が高いですね。
特徴は、行動範囲が広い点でしょうか。2部に分けることができるのですが、前半のおとぎの国/魔獣王国での行動範囲が結構広いです。
アイテムや魔法を取りに帰れる、というシステムも面白いですね。でも、1/6の確率で14行きになるっていうのがおちゃめなとこですが (^^;
後半の厳岩城はフラグ立ての様相ですが、色の違うページとかあって飽きません。
ラスボスは、シリーズ中最も印象の薄いのが売りな(?)ヤツです(ワニガエル獣)
また、この巻で初めてP.Jが登場します。まだ喋りませんが.....
<見どころ>
敵キャラがいい味出しています (^^)
穀物収穫中のドルイド僧、生命点499の大男、ピップをデザートに喰おうとする魔女3姉妹、悪魔の落とし子.....等々
あと、こしょうプリンは食べてみたいと思いましたが、こしょうとプリンを前にすると、混合する度胸が無くなります (^^;


宇宙幻獣の呪い 1987.3.15 初版発行

なぜかアバロンに呪いをかけている(理由不明)、グランウィーゼルを逝かせるミッション。
全編陰鬱な雰囲気が漂っています。いい雰囲気ですね (ぉ
あと、本邦初公開のピップの素顔も拝めます。スイカ割りにでも遭ったように粉砕していますが (^^;
後半の宇宙樹では、色々なパターンのトラップがあって飽きませんね。
ラスボスのグランウィーゼルは、3段構成になっていてなかなか手強いです。
相変わらず、超弱体化させるアイテムがどこかに落ちているのですが.....
<見どころ>
なんといっても、詩的魔神の胃袋に手をつっこむというイベントが楽しいです。
違った鍵を出せば「死刑に処す」という下りが最高ですね (^^;
宇宙樹での雪だるま型ホットマシーン、トロンボーン婆さん、頭のない状態のバッカモーン兜もお気に入りです。


幻し城の怪迷路 1987.8.25 初版発行

本来は重要な使命(次巻で分かる)をおびている冒険ですが、単なる借金取立てという今までになくチープなミッションです (^^;
おそらく2番目に好きな巻です。やっぱ迷宮ものはいいですね (^^)
この巻では14行きが非常に皮肉が利いていてすばらしい!! 以下はその一例など
セクション  29 あわれゾンビにやられたら、やはりゾンビになるしかないだろう、14でな。
セクション  38 このまま埋葬されてしまうなら、14へ。
セクション  98 だめだった。ちゃんと溺れたら14へ行ってよし。
セクション 100 ミイラになりたいなら、14へ。
セクション 214 生き血を吸い取られたら、たちまちミイラになって、あそこへ。
セクション 217 殺されたくなかったら、自殺して、14へ行くことだ。
また、迷宮が複雑で、マッピングを要するのも特徴ですね。頓死トラップも豊富にあります (ぉ
ラスボスは、シリーズ中、最も生命点の少ないラスボス、グロットです。
もちろん、「ひとひねり」でやっつけましょう。
<見どころ>
なにを隠そう、xappec 氏の自画像(?)のモデルとなっている、ゾンビ教師の描いたピップ(はまりもの index 参照)が登場します。
思いっきりパクりなのです。。。。。あれを見ただけで PIP を連想した人は、どのくらいいたかな..........
シリーズ唯一のパーティー行動(極僅か)、非常に豊富な敵キャラ群、高難易度と、好きになる要素が多い巻でした。
個人的には、セクション103の「あれを見ろよ!」と絶叫する E.J が好きです (謎)


ゾンビ塔の秘宝 1987/11/25 初版発行

とうとう最後の巻になりました。
奇病に冒されたアーサー王を救うため、聖杯を探すという、「聖杯探求」シリーズの締めに相応しいミッションです。
全般的に明るい感じです。珍しく屋外行動が多いせいでしょうか。
行動範囲もなかなか広いですが、位置関係がわかりにくいと、私は感じました。
ゾンビ塔はもっと広くてもよかったでしょう。セクション数は237とシリーズ最多ですが、ちょっと物足りない気がします(最後だからかな...)
ラスボスは、因縁の(?)対決、マーリンです。
E.J も、やっつけろとふっかけるあたりがイイですね。
エピローグは結構感動ものでした。これで最後と考えると、さびしい気がしますが.....
<見どころ>
レグノム・ピスカトール城のお姫様が大好きです (^^;
戦闘時に青磁の壷で殴りかかってくるとこなんて最高ですね。
あとは、ハギス牧場の魔法野菜「ねぎ」を使ってくるおっちゃんもいいです。
ねぎを武器にしていて、消化不良でダメージなんて、このシリーズ以外では考えられない攻撃方法でしょう (^^;


いまでも十分に楽しいこのシリーズですが、もはや古本屋でも見つけにくくなっています。
が、復刊をweb上で支援して、第一巻は復刊しています。
J.Hブレナンご本人はまだ生命点がゼロではないみたいなので、新シリーズを作ってくれるかもしれません(望みは薄いですが (^^;;)


あともどり 非常口